lucky-mama’s blog

食物アレルギー、中学受験、年の差子育て、高齢出産

受験ストレスはうちの子だけじゃなかった

先日、長男の小学校の担任の先生から、最近心配な行動があると連絡をもらいました。


その後、受験本番までのあと2ヶ月をどう過ごすか、主人と話したり私なりにも考えたりしていました。


ちょうど塾の個人面談があったので、主人と出向いて塾の先生にも相談してみることにしました。

面談のメインテーマはもちろん『志望校の決定』です。
入試日まであと2ヶ月をきりましたし(ヒ~~)


長男が受験するのは3校と、前受験の計4校です。

3校については、5年生の時から決めていて、学校説明会やオープンキャンパスに足を運んでいました。
選択基準は、ずばり『親のオススメ』です。

中高6年間を私立に通うとなると、我が家の家計的にはカツカツですが、それでも『納得して気持ちよくお金を払える学校であるか』という事を主人と話した上で、親の方で3校に絞りました。
もちろん、家からの距離や大学進学率も選択基準のうちには入ってますが、一番の決め手は『感覚』というか『フィーリング』みたいなものです。
主人も私もこの3校なら、心の底からどこでも良いと思っています。

ちなみに3校のうちの1つは、公立の中高一貫校です。

その中で息子が第1~第3を決めましたが、結果的に、偏差値の高い順になりました(当然?)。


前受験については、遠方なので合格しても通うことはないのですが、年明け早々に入試を実施する学校がいくつかあるので、毎年塾のオススメで本番前に『本当の入試』の雰囲気を感じ練習するために受けるみたいです。

当然合格して勢いをつけたいところですが、もし不合格であればそこから立て直さないといけません。

あ~考えただけでシビれる・・・


そんなわけで、帰って家族で詰めなければいけないことは残りましたが、受ける学校は『ほぼ』決まりました。



で、学校でのおかしな行動です。


塾の先生に話したら
「あはは」と笑って「塾ではみんなそうですよ。相っ当なストレスがかかってますからね」
と言われて、まずは

(うちの子だけちゃうんや~)

とホッとしました。


先生:「6年生になった段階で子供達には、この時期はこうなっていくよ、と話してあるんです。
ストレスでハイテンションになって、友達の筆箱持って走り去ったり、おとなしかった子が急におしゃべりになったりするんです。
この間もトラブルがあって、『わかるけどやめや~』と言ってたんですよ、ハハハ。」

(みんなそうなんか!!
子供達そんな精神状態の中で頑張ってるんやな。
なんか泣けてくるな・・・)


先生:「今までは講師が『こんな成績じゃあかんぞ』とせっついていたのを、子供自信が焦り始めたら今度はこちらが『大丈夫やで~』と余裕をもった態度に変えていくんですけど、11月頃はちょうどその反転期なんですよね。

小学生にとったらすごいプレッシャーですから、家ではリラックスさせてあげてください。」

と言われました。


いや、ホントに「うちの子、おかしくなったんちゃうやろか・・・」と心配な毎日を過ごしていたから、心の底から安堵しました。



中学受験て、12歳の子が背負うには本当に重い重いプレッシャーなんですね。

私には経験がないし、12歳の頃なんて「あ~暇やな~」と日々を楽観的に過ごしていたのに、毎日寝る間も惜しんで勉強している長男を見ていると、

恐ろしい世界も有るもんだ

と思いつつ、
やるべき事が定まっていて全力で取り組めることが目の前にあるという事に羨ましさも感じます。

第一、うちは両親が共働きで私は0歳の頃から保育園に預けられていたし、進路に関して相談もしたことなかったしアドバイスも有りませんでした。
だから全部自分で決めました。
それに対する親からの反対は有りませんでしたが、後から振りかえると

「そんな事知らなかった!
なんで教えてくれなかったの?
知っていたらもっと違う道を選んだのに!」

と思ったことはたくさんありました。


子供が触れられる情報には限度があります。
家と学校の往復と、少しの習い事の毎日だけの小さな世界で、
『今を生きている』
『今が全て』の子供にとって、
情報を得る術は周りの大人しかいないと思います。


私は、それを大人になってから痛いほど感じているので、子供にはなるべくたくさんの情報や社会の仕組みを伝えたいと思っています。

もちろん、私が知っていることは社会のほんの一部ですし『親』というフィルターを通してにはなりますが、「何も知らなかった!」とはしたくない。

そして、情報を与えたうえで、選ぶのは子供本人。

自分の経験から、そう思っています。



とにかく小学校でのおかしな行動は、長男からのSOSだと受け止めて、この時期になったらもう勉強は塾にお任せ!
私は体力的&精神的なフォローに力を入れていきたいと思います。